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- 特集2 水の専門家に聞く
私が水の研究を始めたのは1996年頃からです。その頃、人にすすめられて「ルルドの水」に関する本を読みました。すると、ルルドの水を飲んで病気が治る、と書いてありました。心理的なものでなく、ガンなどが見る間に良くなっていくという話でした。そしてその後、私自身で「ノルデナウの水」についてドイツ人医師との共同研究を行い、糖尿病患者さんの血糖値が下がる結果を得ました。さらに、日本でも大分県日田市の「日田天領水」がとても健康に良いと聞き研究を進めたところ、実際に飲んだ方から、膵臓ガンが良くなった、動脈硬化が良くなった、失明した人の目が見えるようになった等の声が多数寄せられたのです。これだけ多くの声が寄せられるのだから、何か秘密があるに違いないと思い、長年研究を進めてきました。
活性酸素とは、体内で食べ物をエネルギーに変える過程で生み出されるものです。我々の身体は食べ物から水素を引き抜いて、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー物質をつくります。その時にどうしてもできてしまうのが活性酸素で、燃えカスのようなものと言えるでしょう。我々は、この活性酸素を武器としてうまく使い、免疫の仕組みを保っています。人間の身体は栄養のカタマリですから、活性酸素という武器がないと、すぐにウィルスやバクテリアに侵されてしまうのです。
しかし、活性酸素が増えすぎると身体に害を及ぼします。活性酸素は非常に活発に反応し、身体を酸化させ、どんどん老化させてしまいます。そして炎症を起こし、その炎症がひどくなると、ガンになり糖尿病になり…、様々な病気につながっていくわけです。
そこで、酸化した身体を酸化前の状態に戻せるか、といったら普通はなかなか難しいと考えられていますが、私はできると思います。良い水を飲んでいる人は、髪が黒くなって、シミしわもなくなってくるというような例をたくさん見ていますから、若返り現象は起きると思わざるを得ません。
活性酸素を消すには活性水素を含む水を摂ることが有効ですが、天然水で活性水素を含む水はとても希少です。先ほど述べた「ルルドの水」や「ノルデナウの水」「日田天領水」がそれにあたります。しかし、活性酸素の消去能力はどれも同じではありません。培養細胞を用いた実験を行ったところ、水によって非常に能力に差があることがわかりました。実験の結果わかったのは、日本の「日田天領水」がとても強い活性酸素消去能力を持っているということ。「ノルデナウの水」はそれほど強くはなく、「ルルドの水」も「日田天領水」ほどではありませんでした。「日田天領水」は非常に高い能力を持ち、さらに手に入れやすいという条件を満たした非常に稀な水と言えるでしょう。

最近は人間の身体が汚れています。理由は、地球が汚れてきているからです。まず排気ガスで大気が汚染され、すると雨は酸性雨になります。その雨が降った土が汚染され、そこで育った食べ物も汚染される。しかも、食品を加工する際に添加物をたくさん入れます。そういうものを摂ると、身体に負荷がかかり活性酸素が大量に出てくるわけです。
さらに問題なのは、若い妊婦の羊水が汚れてきていることです。大都会のお母さんほど、羊水が黄色く濁っています。濁った羊水の中で育った赤ちゃんは、病気になったりアレルギーになったりしてしまいます。ではどうすれば良いかというと、環境が汚れていても良い水をたくさん飲んで活性酸素の害を防ぐようにすれば良いと思います。水は“たくさん飲む”それ自体が良いことなんです。たくさん水を摂れば流れが早くなります。水はとどまると澱みますが、急流は汚れません。人間の身体にも水が巡っていますから、たくさん水を摂って急流を作り、悪いものはどんどん流せば良いのです。
水の選び方もいろいろ言われていて迷ってしまいますが、やっぱり「おいしくて安全で健康に良い」この3拍子が揃った水が良いでしょう。同じ量の水を飲んでも水道水では血液がドロドロ状態なのに、健康に良い水ではさらさら状態になることが知られていますので、どの水でも良いという訳ではありません。
以前、アレルギー症状を持つ学生に、1年半くらい日田天領水を飲んでもらいました。すると、アレルギーが軽度の学生は完全に良くなったのです。重度の人はそう簡単にはいきませんが、寝込まなくなるなど生活の質が良くなる効果がみられました。
私は通常、1日2リットル程度飲むようにしています。ペットボトルに入れて、2リットルの目標をきちんとわかるようにして。1日2リットルを毎日飲むようになれば、3週間くらいで何らかの反応がみられるでしょう。3週間で、ちょうど身体の水が入れ替わるからです。それだけで糖尿病だった人の血糖値が下がったり、様々な病気の改善がみられたりすることもあるかも知れません。ただし、腎臓が悪い人が水を飲み過ぎると良くありません。病気の方は医師の指示にしたがって、体調に合わせた飲み方をすることが大切です。
以前は“病気になってから治療する”時代でしたが、今は予防医学の時代。そのためにも良い水をたくさん飲んで、日頃から活性酸素を消す生活を心がけると良いでしょう。
人間は環境も水も汚してしまいましたが、今一度、水への感謝の気持を新たにし、健康に良い水を役立てていくべきではないでしょうか。私はこれからも「健康に良い水とは何か」を徹底的に検証し、皆さんの健康に役立つ水の研究を進めていきます。





