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水と身体の関係

09.水が不足すると出る症状とは?

大げさでもなんでもない「水は生命の源」という言葉

人間は、体内の60〜70%も存在する水で酸素や栄養を体のすみずみにまで運び、生命を保っています。逆に言えば、生命を維持するにはそれだけ多量の水が必要ということ。水がなければ当然、生きてはいけません。栄養を摂取したとしても水がなくなれば、その栄養を全身に運ぶことができません。
人間は食べずにいても水さえあれば3〜4週間は生きていられるそうですが、水を飲むことができなければわずか数日で死に至ります。それほど、水は生命にとって重要なもの。生命の源という言葉も決して大げさではありません。

水分不足で出る症状

水分欠乏率 症状
1% のどの乾き
2% 強いのどの乾き、ぼんやりする、食欲が失われる
4% 動きの鈍り、皮膚の紅くなる、イライラする、感情が不安定に
6% 手足のふるえ、抑うつ症、頭痛、体温や脈拍・呼吸の上昇
8% 呼吸困難、めまい、言葉がうまくしゃべれなくなる
10% 目を閉じると平衡感覚が失われれる、失神、舌が腫れる、循環がうまく働かなくなる、血液濃縮および血液の減少、腎機能不全
15% 皮膚がしなびてくる、飲み込みが困難、目の前が暗くなる、目がくぼむ、聴力が弱くなる、皮膚の感覚が悪くなる、舌がしなびる
18% 皮膚がひび割れる、尿が作られなくなる
20% 死亡

日々、自覚なしに水分は失われている!

私たちの身体からは常に水分が失われ続けています。汗や呼吸、排泄から失われる水分は、1日なんと2リットル以上。それだけの水分が失われるのですから、その分、こまめに補っていかなければなりません。特に、要注意なのがお年寄り。年齢を重ねると全身の機能が低下するため、喉の渇きを感じにくくなってしまいます。ですが、喉が渇いたと感じなくても、確実に水分は失われているのです。水分不足に気づきにくいお年寄りは、暑い季節になると熱中症や脱水症状などを引き起こしやすくなります。また、水分が不足すると血液がドロドロになるため血栓ができやすく、心筋梗塞などのリスクも高まります。
水分補給を疎かにするということは、生命も疎かにするということ。喉が渇いていなくても水分補給はこまめに行う。それが生命維持のために欠かせない秘訣なのです。

イラスト:私たちが1日に失う水分
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